矯正治療Q&A

Q

矯正治療は何歳までできますか?

A

基本的には何歳まででも大丈夫です。当クリニックではこれまで70歳の方が矯正治療を行いきれいな歯並びになられたケースがございます。ただし、歯周病をお持ちの方は歯列矯正はできませんので注意が必要です。

Q

治療期間はどのくらいですか?

A

上下の歯にブラケットと取り付けた場合、通常2~3年(抜歯あり)となります。患者様の不正咬合の種類や程度やどの程度治療するかによって期間は変わりますので、一般的な目安とお考えください。

Q

通院のペースは?

A

マルチブラケットなどの歯を動かす装置が入っている期間は、およそ1カ月に1度の通院です。

Q

1回の治療時間は?

A

装置を装着する時がもっとも時間を要します。複雑な装置を付ける場合には1時間ほど要することがあります。その後は処置の内容次第ですが。毎回10~30分ほどです。

Q

健康保険が使えるケース

A

一般的に矯正治療は自費診療となっておりますが、平成25年5月の時点では唇顎口蓋裂の他に、第一・第二鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、Crouzon症候群、Treacher-Collins症候群、Pierre Robin症候群、Downs症候群などの先天異常を伴う場合。
顎骨の骨切り手術を必要とする顎変形症の場合については保険適用となっています。
当クリニックはこれらの保険導入ができる「育成医療指定機関」と「顎口腔機能診断医療機関」の指定を受けています。

Q

歯の動く仕組みは?

A

まずは歯の周囲にある組織の構造からご説明いたします。歯根の周囲には「歯根膜」と呼ばれる繊維性の組織にくるまれています。歯に力が加わって歯が動く側では「破骨細胞」と呼ばれる細胞が現れます。
歯はそちらの方向に押されて少しずつ動いていくのですが、動いていった後ろ側では歯根表面と骨の間で引き離されようとする陰圧の力が働いて、「骨芽細胞」という骨を作る働きを持った細胞が現れるのです。歯はこうして一定の幅を維持しながら安全に動いていきます。

Q

矯正治療ができない人はいますか?

A

成人の場合、歯周病を抱えている人は注意が必要です。歯周病を抱えていると、骨の造成能力に問題があるため、歯を動かした後の骨の形成にトラブルがでることがあり、歯周病が悪化することがあり、ひいては歯を失ってしまうリスクがあるのです。
従って、歯周病の治療をあらかじめしっかり行った後、矯正治療にはいることになります。 

Q

歯磨きの仕方を教えてください

A

矯正装置が装着している間は、特に歯磨きは非常に重要です。矯正装置には取り外しのできる可撤式のものと、取り外しのできない固定式のものがあります。取り外しができるタイプなら、歯磨きの際は外してしっかり歯磨きをすることができます。
固定式の場合であれば(代表的なマルチブラケットの場合)、ワイヤーを境目に噛み合わせの側と歯肉の側と2面あると考えて、両側から丁寧に横磨きをしましょう。デンタルフロスや歯間ブラシの併用もお勧めしています。
ただしそれぞれの装置によって取扱い上の注意点が異なりますので、詳しい説明を受けると良いでしょう。

Q

治療中に通院できなくなった時はどうしたらよいでしょうか?

A

矯正治療は治療期間が長いため、その間に遠方へ転勤になってしまう可能性も考えられますよね。通院が可能な距離ならぜひ通院していただき、不可能なようであれば、最寄りの医院に転院していただくことになります。転勤やお引っ越しの可能性がある方は、治療前にご相談ください。
当クリニックの院長は歯科矯正の専門医が組織する「日本臨床矯正歯科医会」に所属しています。必要に応じてお引っ越し先の矯正専門医をご紹介します。

Q

矯正治療後について

A

当クリニックでは、歯を動かす動的な治療が終了した際、治療期間中にどのように歯や顎骨の位置が変化したか、あるいは成長変化があったかを把握するために検査を行います。その後も、安定した噛み合わせを持続させるために、定期検査を受けていただいています。

Q

顎変形症について

A

出っ歯と呼ばれる「上顎前突」、受け口と呼ばれる「下顎前突」、顎の左右のズレがある「交叉咬合」など、骨格の歪みが大きいケースになりますと、歯列の矯正のみではなく外科手術を伴う治療が必要です。当クリニックの院長は、大学病院の口腔外科と連携し、数多くの症例を治療してきました。レントゲンだけではない多角的なデータも取り精密な分析を行った上で、患者様一人ひとりに最適な治療法を的確にご提案いたします。顎変形症の外科手術とそれに伴う矯正治療には、健康保険が適用されます。口元のことで気になることがございましたら、何でもご相談ください。
(不正咬合の詳細は、不正咬合の項目にて説明)

Q

抜かないで矯正できますか?

A

当クリニックは、「抜かないこと」には固執しません。何より大切なことは、正しい噛み合わせをつくり、持って生まれた歯をきちんと機能させることだと考えております。
抜歯が必要なケースは、顎の骨に対しての歯の大きさや位置のアンバランスさが問題になるときです。きれいに並べた時にどうしても歯が顎に収まらなければ、やむをえません。また出っ歯や受け口、その他の症例についても、場合によっては抜歯を必要とすることがあります。
※いずれにしても診断の際に、詳しく説明をご説明をさせて頂き、同意を得た上で治療を開始させていただきます。